映画「8年越しの花嫁」キャスト&あらすじ 感想まとめ

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「8年越しの花嫁」は、2017年12月16日に公開された佐藤健さんと土屋太鳳さん主演の映画。いますぐ観たいなら公式動画配信サービスがお勧めです。無料視聴も可能!予告編&あらすじ&キャスト画像などもまとめています。

2018年1月28日時点での累計では、興行収入25億円、観客動員数200万人を突破しており、松竹映画の歴代ランキングに入るヒットとなっています。実話に基づくラブストーリーはヒットすると言われているそうですが本当ですね。

タイトルをみてわかるように、8年後にようやく花嫁になれたことを予想させてくれます。何らかの病に倒れた恋人を献身的に支えるストーリー、難病ものというよりは愛の物語と評されています。

映画では、佐藤健がごく普通の自動車修理工場で働く一般人を演じているわけですが、キリリとした美しさのある佐藤健が魅力的です。

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8年越しの花嫁 予告編

8年越しの花嫁は、第41回日本アカデミー賞で、主演男優賞などを受賞しています。

  • 優秀主演男優賞(佐藤健)
  • 優秀主演女優賞(土屋太鳳)
  • 優秀助演女優賞(薬師丸ひろ子)
  • 優秀音楽賞(村松崇継)

8年越しの花嫁 あらすじ・原作

原作 中原尚志・麻衣
『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』

この本はノンフィクションであり、中原尚志さんと麻衣さんによる共著です。

翌年に結婚式を控えていた2006年の年末、突然、病が麻衣さんを襲います。抗NMDA受容体脳炎という難病でした。麻衣さんは、6年にわたる長い昏睡状態を経て、徐々に意識を取り戻し、長いリハビリの末、2014年12月21日に尚志さんと入籍・挙式しました。

抗NMDA受容体脳炎とは、急性脳炎の一種であり、100人の患者のうち91人が女性であり、平均年齢は23歳だといいます。致死的な疾患である一方、治療により高確率での回復も見込める疾患といわれています。参考:wiki

8年越しの花嫁 キャスト

中原尚志 – 佐藤健
中原麻衣 – 土屋太鳳
中原初美 – 薬師丸ひろ子
中原浩二 – 杉本哲太
柴田 – 北村一輝
室田浩輔 – 浜野謙太
島尾真美子 – 中村ゆり
和田医師 – 堀部圭亮
そうめん工場社長 – 古舘寛治

8年越しの花嫁 感想

麻衣さんがかかったのは、抗NMDA受容体抗体脳炎(こうNMDAじゅようたいこうたいのうえん)という急性脳炎なのですが、症状としては、興奮、幻覚、妄想などいわゆる統合失調症様症状が急速に出現するのが特徴とあります。
興味深いのは、かつて大ヒットしたオカルト映画「エクソシスト」のモデルとなった少年が、抗NMDA受容体抗体脳炎にり患していたのではないかという指摘があることでした。

予告編をみてもわかるように、幻覚をみて取り乱し暴れるシーンがあります。病が幻覚を見せているのでしょう。

同じ抗NMDA受容体抗体脳炎を発症した女性の体験をもとにした「彼女が目覚めるその日まで」(原題:Brain on Fire)というアメリカ・アイルランド・カナダ製作の映画もあります。

簡単に診断ができない病で、ご本人、まわりの方は大変だったのではないかと思います。

尚志さんと麻衣さんが付き合い始めてから2年たち結婚式場を予約するも、突然の頭痛が麻衣さんを襲います。そして記憶さえひとつひとつ失われていく。さらには、病状が急変した麻衣さんは心肺停止状態にまで陥り昏睡状態となってしまいます。

ここからなんですね、大変なのは!家族が病に倒れたり、入院した経験がある方はわかると思いますが、本人はもちろんツライのですが、まわりにいる家族や恋人はその倍もツライ。麻衣さんの両親を、薬師丸ひろ子さんと杉本哲太さんが演じていますが、2人とも悲しみを押し殺したいい演技をしています。

こういった映画は、主演はもちろん大根役者には勤まりませんが、映画にリアリティと深みを出すのは脇を固める俳優です。申し分ない配役だったのではないでしょうか?

麻衣さんが目覚めてからは、恋人のこともわからないわけで、追い打ちをかけるように厳しい現実に迫られます。尚志さんを演じる佐藤健はご本人の意気込みもかなりあったようで、この映画に打ち込んでいたようでした。

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