2018年10月1日から新しく始まった「まんぷく」は、日清食品創業者の安藤百福(あんどう ももふく)と、妻・仁子(まさこ)の半生をモデルにしたフィクションだといいます。

実在の人物がモデルではあるけれど、細部まで忠実に描いた話ではないのでフィクションなんですね。

私は、あまりNHK朝の連続テレビ小説を見たことがないのですが、「まんぷく」のように、実在の人物をモデルにした話が多くあると知り気になったので、2010年までさかのぼって調べてみました。

前作の「半分、青い。」は、70年代から80年代の懐かしい話題がちりばめられた話でしたが、脚本は北川悦吏子の書き下ろしによるオリジナルストーリーでした。

新しく始まった「まんぷく」のホームページを見てみると、このような断り書きがあります。

※実在の人物をモデルとしますが、激動の時代を共に戦い抜いた夫婦の愛の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体名は改称した上、フィクションとしてお届けします。

確かに、事実は小説より奇なりといいますが、事実だけを追いかけてドラマ仕立てにしたところで面白みに欠けてしまうのでしょう。

朝の連ドラを毎日みるのは難しくても、時間がある時にまとめて観ることができるオンデマンドを利用するのもいいですね。

実在の人物がモデルになった朝ドラ

さかのぼって調べたドラマ名をまとめておきます。ほぼ女性が主人公となっていますし、著名人がモデルになっていますので気になる人がいたら観てはいかがでしょう?

2017年 わろてんか

ヒロインの藤岡てんは、吉本興業の創業者吉本せいがモデル。
明治後期から第二次世界大戦終了直後の大阪が舞台となっています。

タイトルは、笑ってください(笑って欲しい)という意味の関西弁から「わろてんか」となっています。ヒロインは葵わかな。葵わかな演じる藤岡てんの夫役に松坂桃李。

2016年 べっぴんさん

子供服のアパレルメーカー・ファミリアの創業者である坂野惇子がモデル。
時代設定は、昭和9年から昭和59年。
ヒロインの坂東すみれを芳根京子が演じています。舞台となるのが、神戸市を中心とした地域です。外国人との交流もあったのかロケ地となった画像には洋館もあるので興味が湧きます。

2016年 とと姉ちゃん

婦人雑誌「暮しの手帖」の出版元である「暮しの手帖社」創業者の大橋鎭子がモデル。
ヒロインの小橋常子役を、高畑充希さんが演じます。
時代設定は、昭和5年から昭和63年。

暮らしの手帖は古くからある女性雑誌として有名ですが、現在、創刊70周年記念号が出ています。

2015年 あさが来た

大阪を拠点に活動した実業家で教育者の広岡浅子がモデル。女性起業家でのある。
ヒロインの今井(白岡)あさ役を、波瑠さんが演じます。
時代設定 1857年(安政4年)から大正時代

波留さんは東京出身ながら、大阪弁がすごく自然で上手だったとお墨付きをもらっていました。

2014年 マッサン

日本のウイスキー誕生を支えた竹鶴政孝と妻リタがモデル。
NHK朝ドラでは19年ぶりに男性が主演をつとめた作品であり、主人公の亀山政春役を玉山鉄二が、ヒロインの亀山エリー役をシャーロット・ケイト・フォックスが演じました。
時代設定は、大正9年から昭和46年
タイトルの「マッサン」とは、リタが政孝のことをこう呼んだことにちなんでいるそうです。

2014年 花子とアン

『赤毛のアン』の日本語翻訳者である村岡花子がモデル。
時代設定は、明治33年から昭和27年
主人公・村岡花子を吉高由里子さんが演じています。

女性なら誰でも一度は手にしたことがある「赤毛のアン」の翻訳者がモデルということで興味があって観た方が多いかなと思います。

2011年 カーネーション

ファッションデザイナーのコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコの母である小篠綾子がモデル。
時代設定は、大正13年から平成23年
舞台は、大阪・岸和田市。

高校中退後に洋装店で修業をした後にミシン1台で独立。夫は戦地で病死したために3人の娘をひとりで育てる。休むことなく働き娘たちは著名なデザイナーとなっています。

個人的にはかなり興味があるので機会があればぜひ観てみたいと思います。

2010年 ゲゲゲの女房

漫画家水木しげるの妻・武良布枝がモデル。
時代設定は、昭和14年から昭和61年。
誰もが知っている漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるの妻である武良布枝
ヒロイン村井(飯田)布美枝を、松下奈緒さん、夫である村井茂=水木しげる役を向井理さんが演じています。

「ゲゲゲの女房」は、Amazonプライムビデオで配信が始まっていたので観ましたが、面白くて三分の一くらいは一気に観てしまいました。

ゲゲゲの鬼太郎といえば日本人なら誰もが知っているキャラクターですし、鬼太郎ができた経緯や作者、その妻についてのドラマには惹かれるものがありました。水木先生は戦争で片腕をなくしたことは知っていましたが、マンガを描くときの様子やマンガに対する情熱もしっかり描かれていて興味深かったです。



2010年まで調べてみましたが、ドラマが著名人の自伝的な話だと、かなり興味を持って観ることができますね。自分が生まれる前の知らない時代の出来事などにも関心が持てるようになるので刺激になって良いと思いました。